【審美歯科】ジルコニアがお勧めの理由とは?素材選びの全知識と費用、信頼できる医院の選び方
2025/11/07
「白くてきれいな歯にしたいけれど、どんな種類があるのか分からない」
このようなお悩みを抱えているなら、ジルコニアを使った審美歯科治療が解決策になるかもしれません。
ジルコニアは、その美しさと強度から近年注目されている素材です。
しかし、自由診療で費用も高額になるため、「よく分からないまま治療を受けて後悔したくない」と考えるのは当然でしょう。
そこでこの記事では、専門外の方でも理解できるよう、ジルコニア治療の全てを徹底解説します。
メリットはもちろん、知っておくべきデメリットや費用、他の素材との違いまで詳しくご紹介します。
この記事を読めば、あなたに最適な治療法が分かり、信頼できる歯科医院を選ぶための知識が身につくはずです。
ジルコニアとは?「人工ダイヤモンド」と呼ばれる理由

ジルコニアとは、歯科治療で使われるセラミックの一種です。
その美しさと、金属に匹敵するほどの強度から「人工ダイヤモンド」とも呼ばれています。
また、金属を一切使用しないため、金属アレルギーの心配がないことも大きな特徴といえるでしょう。
【メリット・デメリット徹底解説】ジルコニア治療で後悔しないために

ジルコニアは優れた素材ですが、治療を受ける前にメリットとデメリットの両方を正しく理解しておくことが重要です。
高額な治療で後悔しないためにも、それぞれの特徴をしっかりと把握しておきましょう。
メリット1:奥歯でも安心!圧倒的な強度と耐久性
ジルコニア最大のメリットは、その圧倒的な強度と耐久性にあります。
非常に硬くて丈夫なため、強い力がかかる奥歯や、複数の歯を連結するブリッジ治療にも問題なく使用できます。
このため、長期間にわたって安心して使い続けることが可能です。
メリット2:天然歯と見分けがつかないほどの美しさ
ジルコニアは、天然の歯が持つ透明感や色合いを再現できるため、非常に審美性が高い素材です。
特に近年では、透明感を高めた「ハイトランスジルコニア」などが開発され、人目につきやすい前歯にも適しています。
金属を使用しないため、銀歯のように歯茎が黒ずんでしまう心配もありません。
周囲の歯と自然になじみ、自信に満ちた美しい口元を実現できるでしょう。
メリット3:金属アレルギーの心配無用&虫歯になりにくい
ジルコニアは、身体への優しさも大きなメリットです。
金属を一切含まないため、金属アレルギーの方でも安心して治療を受けられます。
さらに、表面が非常に滑らかで汚れ(プラーク)が付着しにくいため、虫歯の再発リスクを低く抑えることができます。
これは、長期的に見て歯の健康を維持する上で非常に重要です。
デメリット1:保険適用外で費用が高額になる
ジルコニア治療の最も大きなデメリットは、費用面です。
保険が適用されない自由診療となるため、治療費は全額自己負担となります。
歯科医院によって価格は異なりますが、たかぎ歯科クリニックでは、88,000円〜/1本(税込)です。
ただし、その優れた耐久性から再治療のリスクが低いため、長期的に見ればコストパフォーマンスが高い選択肢とも考えられます。
【一覧表で比較】ジルコニアとセラミック(e-max)・銀歯の違いは?
ジルコニア以外にも、審美歯科で使われる素材はいくつかあります。
特に比較対象となることが多い「セラミック(e-max)」と、保険適用の「銀歯」との違いを理解することで、より自分に合った選択ができます。
それぞれの特徴を一覧表にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
| 比較項目 | ジルコニア | セラミック (e-max) | 銀歯 (保険適用) |
| 審美性 | ◎ 自然な白さ | 〇 最も天然歯に近い | △ 金属色で目立つ |
| 強度・耐久性 | ◎ 非常に高い | 〇 ジルコニアに次ぐ | △ 変形しやすい |
| 費用 | 自由診療 (高額) | 自由診療 (高額) | 保険適用 (安価) |
| 寿命 (目安) | 10年~15年以上 | 10年 | 5年~7年 |
| 虫歯再発リスク | 低い | 低い | 高い |
| 金属アレルギー | なし | なし | あり |
| 歯茎の変色 | なし | なし | あり |
審美性(見た目の美しさ)で比較
見た目の美しさを重視する方にも、ジルコニアは非常に優れた選択肢です。
近年では「ハイトランスジルコニア」など、透明感をさらに高めた素材が登場し、天然歯のような自然な白さとツヤを実現できます。
セラミック(e-max)と比べても、ジルコニアは強度と審美性の両立が可能で、前歯から奥歯まで幅広く対応できるのが特徴です。
また、金属を一切使用しないため、歯ぐきが黒ずむ心配もなく、長期間にわたり美しい状態を維持できます。銀歯は金属色のため、審美性の観点では大きく劣ります。
強度・耐久性で比較
強度と耐久性では、ジルコニアが圧倒的に優れています。
強い力がかかる奥歯でも安心して使用できるのは、ジルコニアの大きな強みです。
セラミック(e-max)も十分な強度を持っていますが、非常に強い衝撃で欠けてしまう可能性はゼロではありません。
銀歯は強度自体はありますが、経年で少しずつ変形し、歯との間に隙間ができてしまうことがあります。
費用で比較
費用を最も抑えられるのは、保険が適用される銀歯です。
ジルコニアとセラミック(e-max)は自由診療のため高額になりますが、その分、美しさや耐久性、身体への優しさといった付加価値があります。
寿命・耐用年数で比較
適切なメンテナンスを行えば、ジルコニアは10〜15年以上の長期間にわたって使用できる可能性が高いです。
これは、再治療の回数を減らすことにも繋がり、長期的な視点で見ると経済的ともいえます。
セラミックも10年以上と長いですが、銀歯は変形や二次虫歯のリスクから、比較的短い期間で交換が必要になるケースが多く見られます。
金属アレルギーのリスクで比較
ジルコニアとセラミックは、金属を一切使用していないため、金属アレルギーの心配がありません。
金属に敏感な方でも、安心して治療を選択できます。
一方、銀歯は複数の金属の合金であるため、金属アレルギーを引き起こすリスクがあります。
ジルコニア治療に関するよくある質問

ここでは、ジルコニア治療を検討している方からよく寄せられる質問にお答えします。
Q1. ジルコニアの歯は何年くらい持ちますか?
ジルコニアの耐用年数は、10年〜15年以上とされています。
ただし、これはあくまで目安であり、寿命は日々のセルフケアや歯科医院での定期的なメンテナンスによって大きく変わります。
丁寧な歯磨きを心がけ、定期検診を欠かさず受けることで、さらに長く快適に使い続けることが可能です。
Q2. 歯ぎしりや食いしばりの癖があっても大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。
ジルコニアは非常に強度が高いため、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方にも適した素材です。
セラミックでは割れてしまうリスクが高いケースでも、ジルコニアなら安心して使用できます。
ただし、噛み合う歯への負担を軽減するために、就寝時にマウスピース(ナイトガード)の装着をおすすめされる場合があります。
【まとめ】自分に合ったジルコニア治療で、自信の持てる笑顔を手に入れよう

この記事では、ジルコニア治療に関する様々な情報をお伝えしてきました。
ジルコニアは、「強度」「審美性」「安全性」を兼ね備えた、非常に優れた歯科材料です。
しかし、最も大切なのは、あなた自身の希望や口腔内の状態に合った治療法と、それを実現してくれる信頼できる歯科医院を選ぶことだといえます。
枚方市・樟葉にあるたかぎ歯科クリニックでは、ジルコニアセラミックから保険適用の白い詰め物での治療まで、患者様のご希望を伺いながら治療を行います。
この記事で得た知識をもとに、ぜひカウンセリングで歯科医師にご相談ください。
銀歯のコンプレックスから解放され、心から笑える毎日を手に入れるための第一歩を、今日から踏み出してみてはいかがでしょうか。
医療法人たかぎ歯科クリニック:https://www.takagi-dc.jp/
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